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他人のテンションを上げたい人間・裸野O様がいろいろ考えるブログ 

『ネットのバカ』(中川淳一郎 新潮社)を読んだ。感想、あらすじ、内容  

『ネットのバカ』(中川淳一郎 新潮社)を読んだ。感想、あらすじ、内容

 

【あらすじつーか、内容】

ネットニュース編集者・PRプランナーである中川淳一郎氏が、ネット界隈のバカを実例付きで紹介している本。WEB業界が、盛って盛って作りあげたドリーミーな世界観を打ち砕く良書。

 

ネットで勝者になれるのは

1:もともと知名度がある人。

2:一般人の勝者は、1ジャンルに1人だけ。

とあっさり書いてて、夢がない。夢がないが、リアルだなぁ。確かにそうだもんな。

 

また、ネットでは、バカ、エロ、バッシングがウケる、とか。ネット界隈のあられもない真実が、あけすけに書いてあり、ベンキョウニナルナー。

 

で、中川氏が唱える、ネットでウケる12か条ってなものが掲載されていたので、転載する。()内は、私のつぶやき解説。

 

【ネットでウケる12か条】

1:話題にしたい部分があるものの、突っ込みどころがあるもの

(納得。最近の人って、本当にボケる手間を惜しんで、とにかくつっこみたがっているなぁと感じる)

 

2:身近であるもののB級感があるもの

(下品なものがウケるってことか)

 

3:非常に意見が鋭いもの

 

4:テレビで一度紹介されているもの、テレビで人気があるもの、ヤフー・トピックスが選ぶもの

 

5:モラルを問うもの

(ネット民は、モラルに厳しい)

 

6:芸能人関係のもの

(芸能人のゲスなネタは好まれてますな)

 

7:エロ

(鉄板でしょう!)

 

8:美人

(ひところ、“美人すぎる○○”ってよく聞きましたな。実際、すぎるってこたぁなかったけど)

 

9:時事性があるもの

(トレンドアフィリが流行るはずですわ)

 

10:他人の不幸

蜜の味

 

11:自分の人生と関係した政策・法改定など

 

12:「ジャズ喫茶理論」に当てはまるもの

(「ジャズ喫茶理論」に当てはまるもの=フェイスブックなどで好まれる、名言の類。同概念の提唱者、LINE執行役員・田端信太郎氏によると、ジャズ喫茶の客は、ほかの客から一目置かれたいがゆえに、玄人好みの曲をリクエストしたがる。人は、衆人環視の下では、“イケてる人”だと思われたいもの。実名顔出しのSNSなどでは、小粋でオシャンティーな名言などがウケる)

 

【この本を読むべき人】

ネット界隈のことが、あまりよくわからないのに、社内ウェブの担当をすることになった人。3年前の本なので、内容は古くなっている部分もあるが、ネットの空気感というか、ノリみたいなものを掴むにはべんり。古本で安く買えるぞ。

 

【感想】

中川氏は、私にとって「口は悪いが、めちゃめちゃ真っ当な青春おじさん」である。割と人は、青春期に終わりを告げると、本心じゃないけれども世間に迎合して、なんとなーく丸くなったり穏やかになったり、つまんない方向に歩み寄ってみたりするものだ。

 

が、中川氏は、そうじゃない。いつまでも、わざわざハダカの王様に「あんた、ハダカだな」と言ったりしている。彼の凄さは、「あんた、ハダカだな」と、言う行為自体が、芸風として成立していることだ。

 

普通、そういう裸の王様に裸だと指摘する役の人間って、世間的にはオチこぼれだったりするものなのだ。しかし、中川氏は、ネット界隈で勝者側にいる。これって、相当、中川氏が聡明だってことの証明だと思う。やっぱさ、なんのジャンルでもトップまでいこうと思ったら、頭良くないとダメなのねぇ。