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国展の感想を完全素人目線で語る@六本木 国立新美術館 美術の春

六本木 国立新美術館 美術の春 国展の感想を完全素人目線で語る

 

東京都港区六本木、国立新美術館で2016年4月27日(水)~5月9日(月)に行われていた、国展へ。

一般入場料1000円、学生以下無料。

 

これから、美術業界でときめく存在になるだろう若手新人作家と、地方などで活躍する作家たちの作品が大量に見られてお得な展覧会である。

 

ただ、見に来ているのは、出品者の身内的な人ばかりのようで、数人が受付で作家の名前を出し、展示場所を聞いていた。その行動は、子供の絵画展を見に来た祖父祖母のような趣があり、なんともいえないほのぼのした気分になった。

 

 

特に、一貫したテーマ設定などなく、それぞれの作家がそれぞれの自意識をぶつけ合う展示会のようで、なんだかよくわからんエネルギーに満ちていた。

 

美術って、かなり歳をとってもできるから良いよね。スポーツより現役期間、激烈長いよね。そして、国立新美術館の土産物屋は商売上手だね。いろんなおされ雑貨が販売されていて、人が大勢いた。雑貨を見るとすぐ「自分でも作れそう」と思ってしまいがちな私だが(そして、作らないのだが)、今回も同じようなことを思った。

 

作れそうだと思うことと、実際に作ることには、ものすごい距離があり、やっぱり最初にまず作る人が偉いのだ。当たり前だが。

 

今回の作品展、特に絵画は、とにかくでっかいもの(100号くらいか)が多くて、こんなでっかい作品を作成しようと思ったら、絵を描くための倉庫でも借りなきゃならんし、時間もかなりかかるだろうし、片手間で、お遊び気分ではできないだろう。

 

絵画一枚から想像できる、作者の物語に思いをはせると、まるでスポ根みたいな泥臭い努力があって、圧倒されてしまうなぁ。

 

だって、美術って、基本的にお金にならないからさ。例えば、1年かけて100号の作品を制作しても、1円にもならず、持ち出しで終わることが、たぶんほとんどだろう。

 

作家の人たちは、田舎で美術の教師や美術系予備校の講師や、主婦などをしながら、日常に忙殺されながら、自分の心の中にあるイメージをかたちにし続けているのだろう。と、イメージすると、かなり胸熱。

 

大量の作品を眺め歩きながら、人が豊かに生きるとは、いったいどのようなことなのかと考えさせてくれた、国展だった。

 

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