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他人のテンションを上げたい人間・裸野O様がいろいろ考えるブログ 

映画「極道の妻たち 最後の戦い」には、○○○○○がない!

深夜、テレビで映画「極道の妻たち 最後の戦い」が放送されていたので、見た。

岩下志麻、かたせ梨乃、哀川翔中尾彬小林稔侍、津川雅彦と、ヤクザ映画のスターそろい踏み。

 

超ざっくりしたあらすじは、ヤクザの夫(小林稔侍)が服役してるから、代わりに、妻(岩下志麻)が、組をまとめるっていう。まあ、ただそれだけのハナシなんだけどさ。

 

エロじじいを演じさせたら日本一の津川雅彦のエロ芸は健在だし、蓮っ葉なお色気芸のかたせ梨乃、若いやんちゃなヤクザ者役は、若き日の哀川翔がやってる。もう、パズルのピースがかちっとはまっているかのような、爽快感のあるヤクザ映画。一分の狂いなく、安心して見ていられるヤクザ映画の金字塔である。

 

で、この心地よさの理由とは、一体なんなのかと考えてみたら、この映画には、実はリアリティが無いんだと思う。

 

極道の妻たち 最後の戦い」が発表された1990年においては、いくらかのリアリティがあったのかもしれないけれど、今、2016年の世の中との比較においては、まったくリアリティーがない。

 

発表された当時は、バブル期だったから、何もかもがゴージャス仕立てで、作品の中に出てくる調度品や、自動車、登場人物が口にするお金の額なんかが、いちいち大げさなまでの豪華さ。で、当時のヤクザのイメージって「とにかく、クソゴージャス」だったんだと思う。

 

で、現在のヤクザがどうなってるかっていうと、分裂したり、しのぎが「オレオレ詐欺」になっちゃってたり、なんつーか、夢がないやんけ、っていう。世間の人らも、私も、今のヤクザが、「極道の妻たち」で描かれたようなクソゴージャス系の暮らしをしているわけではないだろうということくらいは、察しがつく。ユメガナイヨー!

 

が、1990年、バブル真っ只中の「極妻」には、夢がある。

女がしゃかりきコロンブスに張り切って、男をかしずかせて、斬ったはったの大活躍だ。今なんてさ、「女の貧困が~」とか言われてる時代なんっすよ。

 

いやあ、2016年の「極道の妻たち」も見てみたいなぁ。ただ、主人公の女優のセレクトが難しそうだな。米倉涼子とか、藤原紀香ではピンとこないし。